幼児教育におすすめ!自然で遊ぶことの大切さについて

今回は幼児教育における自然との関わりや、自然の中で遊び自然と触れることが幼児教育にとってどれほど大切なものなのかを書いていきたいと思います。

今の子どもたちの状況とその背景 

現代はビルなどを含めるオフィスビルや建物により、自然環境が壊され少なくなっています。今の子どもたちも私たちが幼いに頃に比べると、遊びの主流は、ゲームやお絵かきとなり、外に出て元気に走り回る子どもは年々少なくなっているのが現状として挙げられていますし、身の周りの環境を見ていても感じることが多いかと思います。「子どもは風の子」という言葉もありつつ、夏は暑いからクーラーの効いた部屋で過ごし、冬は寒いから暖房の聞いた部屋で過ごす。こうなってしまっているのは今子育て中の親の年齢が若くなり、子どもを教育する親の世代が、幼いころ外に出て遊ばず、自然と触れていないことから、現代の子どもにあたる自分の子どもに対して自然の良さを伝えられていないことが原因となっているように思います。

私の経験から思うこと

私は、最近まで長く幼児教育と触れる職場で働いていました。そこで一番感じたことは、子どもにとって自然の中で遊ぶことはとても大切なことであり、今後の子どもの成長に大きく関係していくということです。自然の中には親が家では教えられないことや、保育園、幼稚園では教えられないことがとても沢山あります。例えば、子どもは虫が大好きな子が多くいますが、図鑑を見せただけでは、その虫がどう歩くのか、どういう動きをするのかが分かりませんよね。今は動画も充実しているため画面上では見ることができても、実際に見ているわけではありません。また、海や川の写真を見て海や川の楽しさや、どういう場所なのか口で伝えることは簡単ですが、実際に行ってみると、海や川は冷たい。海や川の表面は太陽の光を受けキラキラしている。また岩などもあり滑ることから、楽しいだけではなく危険なところもある。など実際に行ってみて、目で見て感じて、触れてみて体で感じて、そこで初めて知ることができるものがとても沢山あります。自然の中には普段生活しているだけでは、出会えない「本物」がたくさん隠されています。

これからの子どもたちにもとめるもの

「本物」に幼少期に沢山出会い、触れた子どもは、自然と課題解決能力や豊かな人間性などの、現代求められている「生きる力」が自然と身についているように感じています。無理に探さなくても身近なところに自然は沢山あります。今の子どもたちにはぜひ沢山自然と関わり、自然の中でたくさん遊び、「本物」に沢山出会ってほしいと思います。