トイレトレーニングで大活躍!シールで遊びながら学ぼう!

2~3歳頃にはトイレトレーニングを始めるお子さんも多いと思います。

いざ始めてみても、トイレに行くのを嫌がったり、失敗する日々が続いたりと、なかなかスムーズに進まず、悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

わが子も全く順調に進まず、「いつになったらオムツが卒業になるのだろう?」とずっと悩みが尽きませんでした。

そんな中で、子どもが大好きなシール遊びを用いて、トイレトレーニングを少しでも楽しくストレスなく進める方法をご紹介します。

準備するものはシールと台紙だけですぐできる!

我が家では子どもがシール好きだったので、普段からシールを収集していましたが、トイレトレーニング用として、100均で売られている数枚のシートが入っているもの(動物やキャラクターなど)を購入しました。簡単に貼れて、なるべく枚数がたくさん入っているものがおすすめです。

シールを貼る台紙は、専用に売られているものもありますが、インターネットにて無料でダウンロードできるものも多くあるので、印刷して使用しました。

マス目などシールを貼る部位が視覚的に分かりやすいものが、使いやすいです。

シールとシール台帳をトイレ内の子どもが届きやすい場所に設置すれば、準備完了です。

シールが貼れるお約束を決める

子どもとは、トイレでおしっこが成功できたらごほうびとして、シール1枚、うんちだと2枚(わが子はトイレでのうんちが苦手だったので1枚多く設定しました)、と貼れるシールの枚数を約束事として決めました。

なかには、トイレに行くこと自体嫌がるお子さんもいると思うので、トイレの個室に入れたら1枚などと、お子さんの状態に応じて、項目を増やしてもよいかもしれません。

いよいよ実践!変化は?

大好きなシールがトイレに置いてあるというだけで、わが子は喜んでいました。

最初はお約束事関係なく、トイレに行く度にシールを1枚、2枚と貼ってしまうこともありましたが、回数を重ねるなかで、その都度「おしっこできたから1枚ね」などと声かけを行ううちに、徐々に自分から「1枚だよね?」と理解し始めました。

もちろん、便座へ座ったものの、排泄しないとき、または失敗してしまうときもありましたが、「次にできたらどのシールを貼ろうか?」などと、シールという媒介があることで、失敗を責めることも、親自身もストレスを感じることも少なくなりました。

トイレへの誘導も「そろそろトイレに行こうか?」と声かけするよりも、「トイレにシール貼りに行こうか?」と誘うほうが、子どもの反応としては良く、スムーズに行動へとつながりました。

シール台帳が動物園や列車とときには、貼ったシールが増えるごとに動物園が完成してきたり、列車に乗車するキャラクターが増えたりするので、物語性があるものは子どものモチベーションにも表れやすかったです。

日々の積み重ねで時間はかかりますが、シール遊びを用いることで小さな変化が少しずつ見られました。シールを媒体にすることで、子どもの中でトイレに行くことが少しでも楽しいという印象に変わったのかもしれません。

お子さんと一緒になって、トイレトレーニングを楽しもう!

トイレトレーニングには個人差があり、なかなかスムーズに進まないと親も子どもも、ストレスになってしまいがちです。子どもが大好きなシール遊びを用いて、「出来たら貼る」という簡単な作業でもシールが増えるたびに、子どもは達成感を、親は子の成長を感じる一つのツールとなれば嬉しいです。子どもに寄り添いながら、焦らず、トレーニングを進めていきましょう。